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ネイティブ・アメリカンのメディスン・スティック

18日、誕生日でした♪

毎年誕生日前には、人生の追い込みが起こります。笑

精神的な悪だしやら、手放しやらで、精神的に大忙し。

自身の短所やら、黒歴史やら盛大に浮上してくる。


それらを優しく包みながら、光に還していく(手放す)作業が長く続く。 色々悶々としながら、それらと向き合う時期になっている。(私的には) 今年は、ブタクサ・アレルギーの時期に忙しくてすっかりケアを忘れていたところ、やっぱり、ゲホゲホと気管支炎になり、今に至る。何ヶ月ゲホゲホしているのだろうか。



そんな中、ふと気づくと誕生日ではないかい!!!となり、 誕生日当日は何故かとても眠くて眠くて、、、 誕生日の日は、一切の家事をさせてもらえないので、仕事でもするかーと思いながらも寝む過ぎて仕事にならず、結局、寝誕生日となった。


体調が悪いわけではないけれど、急な寒気で低気圧になっているのか、新月なので、重力関係か。あ。エネルギー関係か。笑 自分自身が、エネルギー的な変換期なのは、当然だよなあ、、と、思っていた。 前日には、ご近所さんから50個以上のカップケーキのお裾分けがあり、

誕生日ケーキいらないな、、、と思っていたら、相棒さんと次男坊からチーズケーキを大量にもらって、スイーツ祭りになっている。(一切れ6種の2ホール)



寝誕生日の翌日、おーよく寝たわー!と思っていたら、ご近所さんから誕プレが届いた。


双子弟から、『これ、〇〇さんから誕プレー!』と渡されたのは、何やら凄そうなスティック。

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ウオーキング・スティックじゃね? いや、トーキング・スティックじゃね? いや、メディスン・スティック??? え?プレイヤー・スティック???

と色々と盛り上がり、調べてみた。





長さは124cm、杖としてはやや短い感じがする。 私の身長からしてみたら、革紐に手首を通して、革のグリップを掴んで歩くにはちょい低い。


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ゴムの底盤キャップもあるから、ウォーキング用っぽい気もする。 頭部には、白い小さい貝、天然石のジオード(黒)ジャスパーにターコイズ。


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もちろん杖自体は、木製。 しっかりコーティングもされていて艶がある。







バッファローのコインが埋め込まれている。 このコインの表はネイティブ・インディアンの横顔だったはず。

                 バッファーローの形が周囲に刻まれている。


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そんなに年代物ではなさそうな感じなので、近代の手作りだろうと推測。











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ファーのついた中央グリップに、 羽のチャーム、そして、半月のチャーム。 革製のグリップは、頭部に大きく、 中央にファー付き。 そして、地面に近い底部に巻かれた革。


それぞれを両手で握ると、いい感じの魔法使いの杖のようになる。笑 もちろん調べましたよー。 物自体は、刻印もタグもないので、手作りだろうと推測。 これらの杖には、儀式用があって、

トーキング・スティックと呼ばれる、ネイティブ・アメリカン(インディアン)の集会などで、トーキング・スティックを持つ人が、発言権を持ち、スピーチすることができ、他の人たちは、聴くことが求められる。 また、メディスン・スティック(プレイヤー・スティック)という要は、ヒーリングに用いられるスティックの要素が、この杖には、てんこ盛りである。 多くのエレメント体系では

  • 地(Earth)

  • 水(Water)

  • 火(Fire)

  • 風(Air)

に加えて、

  • 第5エレメント=スピリット/エーテル(Spirit / Ether)

が置かれる。 貝は、多くのスピリチュアルな文脈で「水のエレメント」「海の知恵」「直感」を象徴する素材として扱われ、祭壇では水のシンボルとして貝を置く、という使い方がある。

このスティックでは、頭部の貝が「感情・直感・流れ」のポイントになり、ヒーリングやワークを始める前に、指先で貝に触れながら、水に関わる意図(感情・癒し・流れ)を一度だけ通しておくと、ここが「水エレメントのスイッチ」として機能する。 ジオードは、中が空洞で内側に結晶が育っている石で、クリスタルワークでは、「外からは地味でも、中に光る結晶を秘めていることから、内面の成長・内なる美しさ・内的な気づきの象徴」として語られることが多く、瞑想や内観を助ける石とされる。

貝(感情・水)やジャスパー、ターコイズと一緒に頭部にまとまっているので、ここを

「4つのエレメントが集まる中核=5thエレメント(スピリット/エーテル)」

として扱うのがいちばん自然となる。 レッドジャスパーは、地に足のついた安定・生命力・勇気を象徴する石として紹介されることが多い石で、特にルートチャクラ(第1チャクラ)や地球とのつながりを強める石、感情の安定と持久力を支える石として扱われる。

なので、このスティックでは、「地(Earth)」と「火(Fire)」の性質・肉体の強さ、続ける力、恐れを越える力を表すポイントと見ることができる。 ターコイズは、南西部のネイティブ文化でとても重要な石で、保護・健康・幸運・スピリットとのつながりを象徴するとされる。ナバホでは、生まれた赤ん坊に最初のターコイズビーズを贈る、通過儀礼やヒーリングに用いる、といった記録がある。


このスティックでは、頭部とコンチョ(金属のバンドチャーム)の中央にターコイズが入っているので、守護と癒し・真実のコミュニケーション・空と水(Sky & Water)のエレメントを呼び込むゲートとして働く。


木はそのまま「地のエレメント」で、根から水と養分を吸い上げ、長い時間をかけて成長することから、安定・成長・現実世界とのつながりを象徴する。

このスティックだと、木の流れそのもの=「エネルギーの通り道」・ジオードや石でセットされた意図が、木を通して自分の身体と地面に降りていく導線として意識すると扱いやすそう。

ヒーリングのときは、中央のグリップを握ったまま、意識だけで「頭部(石の群)→自分の心臓→手→木→先端→大地」と流れていくようにイメージすると、「スピリットから地まで」を一本の軸で感じられるだろう。



革は動物の命を受け継いだ素材で、「身体」「行動」「実際に使う手」を象徴するレイヤーとして見られ、中央の革グリップは、手が直接触れる場所=「人間側のスイッチ」となる。

頭・中央・底の三か所にグリップがあるので、頭に近いグリップ(スピリット/ビジョン側)を扱うとき、中央のグリップ(自分の心・言葉・人間関係)を扱うとき、底のグリップ(グラウンディングや現実行動)を扱うとき、、という風に、「どこを握るか」でチャンネルを分けることもできるようだ。 金属は「人の手で形を変えた鉱物」なので、意志・構造・境界の象徴になりやすい素材。

コンチョは「守りの盾」や「紋章」のような役割を持たせやすく、中央のターコイズとセットで「ハートと喉の守護」「真実を話す勇気」をサポートするポイントと見なせる。

Half moon のメタル・チャームは、形として「月のサイクル」「陰のエネルギー」「直感」を連想し、動かすと小さな金属音が出るので、場の切り替えの合図(開始/終了のチャイムのような役割)・女性性・休息・内観に関するワークのスイッチとして使うことができる。 ファーは、その動物の「メディスン(性質・力)」とぬくもりを象徴し、羽は、ネイティブの儀式やスモーク(スマッジング)で「空気のエレメント」「祈りを天に運ぶもの」として使われることが多い。

このスティックでは、ファー=やさしさ・保護・包み込む力(必要な時にブレーキをかける役)・羽=風のエレメント、祈りを動かす力、場の空気を“なでる”浄化の道具と見ておくといいだろう。


浄化や締めのときに、羽とファーの部分で自分や相手の周りを軽くなぞり、「ここまでで大丈夫」「あとは預ける」という締める使い方がしやすいと思われる。

ビーズは、「ひとつ一つの祈り・物語・段階」を表すのに向いているパーツ。

素材がプラスチックやガラスであっても、色(青・白・赤など)・並び順に自分なりの意味を持たせることで、「今日扱うテーマの一覧」や「順番」を示すマーカーになる。


例えば、青い列=心の静けさ/ 白いビーズ=浄化/ 赤いビーズ=行動・勇気 などと決めて、話したいテーマに触れるたび、その色のビーズを指でなぞる、といった使い方ができる。


このスティックの頭部には、貝(水)・赤いジャスパー(地+火)・ターコイズ(水+空)・木そのもの(地)が集まり、その奥にジオード(内なる空洞・スピリット)が入っている。

なので構造としては、貝・ジャスパー・ターコイズ・木=4つのエレメント(地・水・火・風)を象徴する素材たち・それらをまとめている黒いジオード=5thエレメント(スピリット/エーテル/内なる核)と見て扱うことができる。 総合してみたら、ウォーキング・スティックであり、メディスン・スティックであり、トーキング・スティックでもあるという感じだろう。 私の手に持つと、かなりしっくり来ていて、これはちょっと使いこなせそうな気がする。笑 私のコズミック・メディスンの称号は、メディスンマンのメディスンなので、私的にはかなり嬉しいギフトである。 実際のネイティブ・アメリカンの儀式スティックとは言い難いが(近代に作られているから)かなり良いもの(エネルギー的に)と思われるので、この誕生日でそれなりに私自身が進化(変革)しているのかもしれない。

私がこの北東アリゾナ、ネイティブ・アメリカンの地に住むことになった流れが、だんだんと姿を現してきている気がしている。

 
 
 

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